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辞書
1 連歌・連句で、付句の前々句のこと。付句をする場合、この句と題材、趣向が似ることを嫌う。
2 (1をしゃれて用いて)次の宿で休まず、その先の宿まで行くこと。
「ふた川まで—だがいいか」〈滑・膝栗毛・四〉
3 「打ち越し酒」の略。
4 江戸時代の商慣習の一。貨物を江戸の問屋を通さないで、奥羽と上方で直接やりとりすること。また、その貨物。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
うちこしざけ【打ち越し酒】
酒宴の席で、席順などによらず、名ざしで杯を差すこと。「酔 (よ) ひのまぎれに年一つ—の二年酔 (にねんゑひ) かな」〈虎明狂・餅酒〉
うちこしだるき【打(ち)越し垂木】
社寺建築で、母屋から向拝柱 (こうはいばしら) の上に架け渡した垂木。
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