拙文(せつぶん)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・ 私が、こんな如是我聞などという拙文をしたためるのは、気が狂っているからでもなく、思いあがっているからでもなく、人におだてられたからでもなく、況んや人気とりなどではないのである。本気なのである。昔、誰それも、あんなことをしたね、つまり、あん・・・
太宰治
「如是我聞」
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・・・ 上記のごとき自由な気持で読んでくれる読者とちがって自分の一番恐縮するのは小中学の先生で、教科書に採録された拙文に関して詳細な説明を求められる方々である。「常山の花」と題する小品の中にある「相撲取草」とは邦語の学名で何に当るかという・・・
寺田寅彦
「随筆難」
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