推敲（すいこう）とは？意味・読み方・使い方

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意味
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すい‐こう〔‐カウ〕【推^×敲】
の解説

［名］(スル)《唐の詩人賈島 (かとう) が、「僧は推す月下の門」という自作の詩句について、「推す」を「敲 (たた) く」とすべきかどうか思い迷ったすえ、韓愈 (かんゆ) に問うて、「敲」の字に改めたという故事から》詩文の字句や文章を十分に吟味して練りなおすこと。「—を重ねる」「何度も—する」

類語

出典：デジタル大辞泉（小学館）

推敲の例文(8)

出典：青空文庫

･･･遅筆なるは推敲の屡なるに依るなり。　六、おのれの作品の評価に謙遜･･･芥川竜之介「彼の長所十八」
･･･五六枚も書いて、まだ推敲にあらずして横に拡った時もある。楽屋落ち･･･泉鏡花「おばけずきのいわれ少々と処女作」
･･･ばしばあったし、洗練推敲肉痩せるまでも反覆塗竄何十遍するも決して･･･内田魯庵「二葉亭余談」

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