つまみあらい【摘み洗い】
[名](スル)衣服などの汚れた部分だけをつまんで洗うこと。「襟を—する」
つまみぐい【摘み食い】
[名](スル) 1 指でつまんで食べること。「味見のために—する」 2 こっそり盗み食いをすること。「来客用の菓子を—する」 3 公金をこっそりと少しずつ使うこと。「会社の金を—する」 4 夫婦や恋人どうしでない相手と、一時のなぐさみに情を交わすこと。
つまみざいく【撮み細工】
江戸初期からの伝統的な手芸で、薄絹や薄紙などの小片を三角に折り、つまんでのり付けしながら花鳥や蝶などの形をつくるもの。櫛 (くし) ・かんざし・薬玉 (くすだま) ・つまみ絵などに用いる。
つまみしんこく【摘み申告】
脱税の手段の一。確定申告の際に、所得の一部だけを申告すること。
つまみな【摘み菜/撮み菜】
カブ・ダイコンなどの、まびき取った菜。まびき菜。《季 秋》「椀に浮く—うれし病むわれに/久女」
つまみぬい【撮み縫い】
布を折り、その折り山をつまんで縫うこと。別布をつけずに四つ身の衽 (おくみ) や長ジュバンの襟などをつくるときに用いる。
つまみもの【摘み物】
「摘 (つま) み3」に同じ。