出典:gooニュース
イスラエルにレバノン撤退要求=撤収期限延長許さず―ヒズボラ指導者
【カイロ時事】レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの最高指導者カセム師は27日、ビデオ声明で「(イスラエルの部隊撤収期限の)延長を決して認めない」と述べ、イスラエルにレバノン南部からの即時撤退を要求した。ロイター通信が報じた。 さらに、カセム師は「撤退の遅れによって何が起ころうとも、国連や(仲介役の)米国、フランス、イスラエルの責任だ」と強調。
イスラエル軍が撤収期限後もレバノン南部に駐留、22人が死亡「停戦合意違反」双方が非難
60日の期間中にイスラエル軍がレバノン南部から撤収し、ヒズボラも南部を流れるリタニ川より北側に移動。南部にはレバノン軍が展開し、米仏などが履行状況を監視するとの内容。
イスラエル軍、レバノン撤収期限後も攻撃 22人死亡
イスラエルとレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラを巡る停戦合意は、双方がレバノン南部から撤収する期限を26日に迎え、多くの住民が自分の村に帰還しようとしていた。一方、イスラエルは24日、停戦合意が完全に履行されていないとして、イスラエル軍が撤収期限後もレバノン南部に駐留し続ける方針を示した。
もっと調べる