出典:gooニュース
宮城沖で9月操業再開 相双漁協の沖合底引き網船、原発事故後初
県漁連は、相馬双葉漁協(相馬市)に所属する沖合底引き網船(沖底船)の宮城県沖での操業を今年9月に再開する方針を固めた。沖底船を含む沿岸漁業に携わる本県の漁船が震災、原発事故後、他県沖で操業するのは初めて。国の漁業・養殖業復興支援事業に関する協議会が23日、東京都で開かれ、宮城県側との入会(いりあい)操業再開に向けた取り組みを盛り込んだ漁業復興計画の改定案を県漁連が提出する。
福島県沖の水揚げ量14%増 移行操業2年目、3漁協で38.9億円
本県沖で2021年4月から始まった本格操業に向けた移行期間の操業で、相馬双葉、いわき市、小名浜機船底曳網の3漁協の22年度(昨年4月~今年3月)の水揚げ量(速報値)は、前年同期比13.9%増の5725トンだった。移行操業としては2年目で、県漁連は「順調に水揚げ量が伸びている」との認識を示した。 県漁連が16日、いわき市で開いた復興協議会で報告した。
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