[動サ五(四)]《「離す」と同語源》
  1. 捕らえられたりつながれたりしている動物などを自由にしてやる。「魚を川に—・す」「猟犬を—・す」

  1. 握ったりつかんだりしていたのをやめる。「母の手を—・す」「ハンドルから手を—・す」

  1. 手元から遠くにやる。手放す。「刀を—・したことがない」

  1. 矢や弾丸発射する。はなつ。

    1. 「近くで—・しただけに狙いも狂わず」〈円朝真景累ヶ淵

  1. 料理で、水や汁などに入れて散らす。「ナスを水に—・してあくを抜く」

  1. (他の動詞の連用形に付いて)

    1. ㋐あることをしたままほうっておく。「見—・す」

    2. ㋑ある状態を続ける。前に促音挿入されて「ぱなす」の形をとることが多い。「勝ちっ—・す」

[可能]はなせる

出典:青空文庫

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