ほうしゃあつ【放射圧】
電磁波が物体に当たって吸収または反射されるとき、物体面が受ける圧力。輻射圧。
ほうしゃエネルギー【放射エネルギー】
電磁波のエネルギー。進行方向に垂直な単位面積を、単位時間に通過するエネルギーとして定義する。その向きと大きさは、電場と磁場のベクトルの外積であるポインティングベクトルで与えられる。
ほうしゃか【放射化】
放射能をもたない同位体に放射線を照射し、放射性同位体にすること。放射化分析や医療・工業分野で利用される。一方、原子力発電所を稼働し続けると部品や設備が放射化され放射性廃棄物になるため、廃炉・解体・処分が困難であるという問題も抱えている。
ほうしゃかがく【放射化学】
放射性元素や放射性核種の定量・分布・生成や分離・精製などを研究する化学の一分野。
ほうしゃかぶんせき【放射化分析】
試料を荷電粒子や中性子あるいは放射線で衝撃し、生じた放射性核種の人工放射能を測定して、試料中の元素の検出・定量を行う分析法。試料を破壊せずに分析でき、検出感度が高い。
ほうしゃぎり【放射霧】
夜間の放射冷却によって地表に接する空気が冷却されてできる霧。風の弱い、よく晴れた日の早朝に発生しやすい。輻射霧。
ほうしゃけい【放射計】
放射の強さやエネルギー・照度などを測定する装置。ラジオメーター。輻射計。
ほうしゃこう【放射光】
⇒シンクロトロン放射
ほうしゃじょう【放射状】
一点を中心に四方八方へ伸び出た形。輻射状。「—に広がる道路」
ほうしゃじょうとざん【放射状登山】
ベースキャンプを設けて、その周囲の山を次々に登る登山法。