せいとうこうふきん【政党交付金】
一定の要件を満たした政党に対し、国から政治活動費を交付する制度。平成6年(1994)導入。国民一人あたり250円、総額約320億円を国会議員数や国政選挙での得票率に応じて各党に配分する。企業・団体献金以外の政治活動費を確保して健全な政治を目指す目的があり、各党は政党交付金の使途を公表する義務がある。政党助成金。
せいとうじょせいきん【政党助成金】
⇒政党交付金
せいとうじょせいほう【政党助成法】
国が、要件を満たす政党に対して、政党交付金による助成を行うために制定された法律。平成7年(1995)施行。政治改革を実現するため、企業・団体献金以外の政治資金を確保する目的があり、衆議院における小選挙区比例代表並立制の導入や、政治資金規正法の改正等が併せて行われた。
せいとうせいじ【政党政治】
複数の政党が存在し、議会における相互のかけひきや活動を通じて行われる政治。
せいとうないかく【政党内閣】
政党を基礎として組織される内閣。
せいとうようけん【政党要件】
公職選挙法などが規定する、政治団体が政党と認められるための条件。国会議員が5人以上所属するか、直近の総選挙、直近とその前の参院選挙のいずれかにおいて、全国で2パーセント以上の得票(選挙区か比例代表かいずれか)があること。