出典:gooニュース
有島青少年文芸賞 立命館慶祥高・熊田さんらに表彰状 札幌
第62回有島青少年文芸賞(北海道新聞社主催)の表彰式が7日、札幌市中央区の北海道新聞社で行われた。小説「猫になった日」で優秀賞に選ばれた熊田拓也さん(立命館慶祥高3年)ら入賞、佳作入選者に北海道新聞社の惣田浩事業局長から賞状と記念品が贈られた。 道内の中高生から小説など76点の応募があった。
《谷崎潤一郎賞・中央公論文芸賞 贈呈式》荻原浩「自分自身がずっと深い森の中を彷徨っているようだった」
谷崎潤一郎賞は、柴崎友香さんの『続きと始まり』(集英社)、中央公論文芸賞は荻原浩さんの『笑う森』(新潮社)が受賞。 選考委員を代表して、谷崎賞は桐野夏生さん、中央公論文芸賞は鹿島茂さんがそれぞれ講評を述べました。 中央公論文芸賞の受賞の言葉と各選考委員の選評を紹介します。
中村文則さん「列」に野間文芸賞 「人間とは何か、ずっと書きたかった」
今年の野間文芸賞が中村文則さんの「列」(講談社)に決まった。奇妙な列に、理由もわからず並び続ける男の姿を描いた、現代の寓話(ぐうわ)とも言える中編。中村さんは5日の受賞会見で、「短いのに2年半をかけた小説。報われた思いです」と喜びを語った。 「列」は不条理なシチュエーションに始まる。ある男が列に並んでいる。先頭に何があるのかわからず、最後尾も見えない。
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