いつきのいん【斎院】
⇒さいいん(斎院)
いつきのみこ【斎皇女/斎王】
天皇即位のとき、伊勢神宮や賀茂神社に天皇の名代として遣わされた未婚の内親王または女王。伊勢神宮では斎宮、賀茂神社は斎院ともいう。斎内親王 (さいないしんのう) 。斎王 (さいおう) 。いつきのみや。いつき。
いつきのみや【斎宮】
1 皇大神を祭る宮。特に、伊勢神宮をいう。 2 大嘗祭 (だいじょうさい) の時に、悠紀 (ゆき) ・主基 (すき) の祭場となる宮殿。 3 斎皇女 (いつきのみこ) の居所。また、斎皇女が赴任する前に斎戒のためにこもる宮殿。野の宮。いわいのみや。 4 ⇒斎皇女 (いつきのみこ)
いつきのみやのつかさ【斎宮寮】
⇒さいぐうりょう(斎宮寮)
いつきむすめ【斎娘/傅娘】
大事に守り育てている娘。かしずきむすめ。「海竜王の后になるべき—ななり」〈源・若紫〉
いつきめ【斎女】
春日神社・大原野神社で、神事に奉仕する未婚の少女。松尾神社では斎子 (いご) という。