はらわたを断ち切ること。はらわたがちぎれるほど、悲しくつらいこと。「—の思い」

[補説]中国、晋の武将桓温三峡を旅したとき、従者が捕らえた子猿を追って母猿が百里あまり岸伝いについてきて、やっと船に飛び移り、そのまま息絶えた。その腹をさくと腸はみなずたずたに断ち切れていたという「世説新語」黜免 (ちゅつめん) の故事による。書名別項。→断腸

原題(フランス)Le crève-cœurアラゴン詩集。1941年刊。第二次大戦時フランスの代表的なレジスタンス詩集の一つ。断腸詩集。

出典:青空文庫

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