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断腸之思の解説 - 学研 四字熟語辞典

はらわたがずたずたにちぎれるほどの悲しみ。
注記
「腸」は、大腸、また内臓のこと。
故事
中国晋しんの時代、武将の桓温かんおんが船で長江を航行中、一人の従者が小猿を捕らえた。それに気づいた母猿が鳴き声をあげながら岸辺づたいにいつまでも追いかけてきて、ついに追いつき、船に飛び移ってわが子を抱いたとたん、悲しみのあまりに死んでしまった。母猿の腹を裂いてみると、はらわたがずたずたにちぎれていたという。
出典
『世説新語せせつしんご』黜免ちゅつめん
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2023年12月