方便（たずき）とは？意味・読み方・使い方

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意味
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た‐ずき〔たづき〕【方^＝便／活^＝計】
の解説

《「手 (た) 付 (つ) き」の意。「たつき」とも》

１生活の手段。生計。
1. 「此地に善き世渡の—あらば」〈鴎外・舞姫〉

２事をなすためのよりどころ。たより。よるべ。
1. 「言ふすべの—もなきは我が身なりけり」〈万・四〇七八〉

３ようす。状態。また、それを知る手がかり。
1. 「世の中の繁き仮廬 (かりほ) に住み住みて至らむ国の—知らずも」〈万・三八五〇〉

た‐つき【方^＝便】
の解説

⇒たずき（方便）

出典：デジタル大辞泉（小学館）

方便の例文(30)

出典：青空文庫

･･･、小児等も不便なり、活計の術を教うるなりとて、すなわち餡の製法を･･･泉鏡花「一景話題」
･･･と、そんな活計の中から、朝ごとに玉子を割って、黄味も二つわけにし･･･泉鏡花「瓜の涙」
･･･無いものは活計の代という訳で。　内で熟としていたんじゃ、たとい曳･･･泉鏡花「女客」

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