にちぎんけん【日銀券】
「日本銀行券」の略。
にちぎんこうさ【日銀考査】
日本銀行の職員が、取引先の金融機関に立ち入って行う実態調査。資産内容や管理体制などについて調査し、改善すべき箇所があれば指導も行う。
にちぎんたんかん【日銀短観】
《「短観」は「主要企業短期経済観測調査」または「全国企業短期経済観測調査」の略》日本銀行が3か月ごとに公表する、日本の経済動向に関する統計調査。約1万社を対象にしたアンケート調査をまとめて発表する。特に、業況判断指数が日本の景況感を表すとされ、株価などに影響を与える。短観。
にちぎんちょうじり【日銀帳尻】
日本銀行の主要勘定のうち、その日の日銀券発行高・貸出高・国債残高、およびこれらの前日との増減比のこと。毎日発表される。
にちぎんとくゆう【日銀特融】
《「特融」は「特別融資」の略》日本銀行が、内閣総理大臣と財務大臣の要請を受け、経営不振に陥った金融機関に対してする無担保の融資。システミックリスク回避のために行われる。→最後の貸し手
にちぎんほう【日銀法】
「日本銀行法」の略称。
にちぎんとうざよきん【日銀当座預金】
金融機関が日本銀行に保有している当座預金。他の金融機関・日銀・国との取引の決済手段、個人や企業に支払う現金通貨の支払い準備としての役割があり、日銀当座預金残高は準備預金制度で義務付けられた準備預金としてカウントされる。 [補説]日銀が平成13年(2001)3月から実施した量的緩和政策では、日銀当座預金残高を主な操作目標として金融調節が行われた。
にちぎんトレード【日銀トレード】
証券会社や銀行などが財務省から落札した国債を短期間で日本銀行に売却し、利ざやを稼ぐ取引。 [補説]日銀が国債を大量に購入する量的金融緩和政策を実施している間、金利が急上昇して国債価格が下落することがなければ、利益を得ることができる。
にちぎんうり【日銀売り】
日本銀行が、金融市場から資金を吸収するために、市場で債券や手形を売ること。日銀売りオペ。→日銀買い →公開市場操作 →売りオペレーション
にちぎんうりオペ【日銀売りオペ】
⇒日銀売り