日出ずる国
日本の美称。
日が浅い
まだ日数が多くたっていない。「夫をなくしてから—・い」
日が込む
日数がかかる。「道中に—・み」〈浄・冥途の飛脚〉
日が高い
日が高くあがっている。また、日暮れまでにはまだ時間がある。「—・いうちに宿に着く」
日暮れて道遠し
《「史記」伍子胥伝から》 1 年を取ってしまったのに、まだ目的を達するまでには程遠いたとえ。 2 期限は迫っているのに、物事がまだ容易には出来上がらないたとえ。
日西山に薄る
《李密「陳情表」から。太陽が西の山に沈もうとしている意》年老いて死期が迫っているたとえ。
日中すれば昃き月盈つれば食く
《「易経」豊卦彖伝から》日は最も高く昇ると傾きはじめ、月は満月になると欠けはじめる。栄枯盛衰は世の習いであるというたとえ。
日並ぶ
日数を重ねる。「我が背子 (せこ) がやどのなでしこ—・べて雨は降れども色も変はらず」〈万・四四四二〉
日に添えて
日がたつにつれて。日ましに。「—憂さのみまさる世の中に心づくしの身をいかにせむ」〈落窪・一〉
日に焼ける
日光にあたって、肌が黒くなったり物が変色したりすること。「ポスターが—・けて黄色くなる」