きゅうとう-ぼくしゅ【旧套墨守】
古いしきたりや方法などを固く守ること。また、古いしきたりなどにとらわれて融通のきかないこと。▽「旧套」は古いしきたりや形式・方法。また、ありきたりのやりかた。「墨守」は固く守ること。
- 句例
- 旧套墨守する祖父
- 用例
- 海軍のよき伝統は、ただその形骸けいがいの旧套墨守となって、精神は失われた。<阿川弘之・雲の墓標>
- 類語
- 旧慣墨守きゅうかんぼくしゅ 旧習墨守きゅうしゅうぼくしゅ 刻舟求剣こくしゅうきゅうけん 守株待兎しゅしゅたいと 墨守成規ぼくしゅせいき
- 対義語
- 吐故納新とこのうしん
- 活用形
- 〈―スル〉