ふへんか【普遍化】
[名](スル)特殊なものから普遍的な法則や概念を作り出すこと。
ふへんがいねん【普遍概念】
⇒一般概念
ふへんしゅ【普遍種】
大陸全体、あるいは二大陸にまたがるような広い分布域をもつ生物の種。
ふへんせい【普遍性】
すべての物事に通じる性質。また、すべての物事に適合する性質。「—のない理論」
ふへんだとうせい【普遍妥当性】
《(ドイツ)Allgemeingültigkeit》哲学で、真理や倫理的・美的価値などに備わっている、いつどこででも承認されるべき性質。
ふへんていすう【普遍定数】
物理学の基本法則を表す式の中で、変数の値に関係なく常に一定の値をもつ定数。光速度・電気素量・プランク定数・万有引力定数など。基礎定数。基礎物理定数。
ふへんてき【普遍的】
[形動]広く行き渡るさま。極めて多くの物事にあてはまるさま。「生物に共通の—な性質」
ふへんてきむいしき【普遍的無意識】
⇒集合的無意識
ふへんろんそう【普遍論争】
普遍は、個物に先立って実在する(実念論)のか、あるいは個物のあとに人間がつくった名辞(唯名論)にすぎないのかという中世スコラ学の論争。→実念論 →唯名論
ふへんしゅぎ【普遍主義】
個別のものよりも、多くの、あるいはすべてのものに共通する事柄を尊重する立場。→個体主義