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有心（うしん） とは？ 意味・読み方・使い方

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う‐しん【有心】
の解説

  1. １ 思慮・分別の深いこと。

    1. 「大人びて—に物し給ふ人にて」〈栄花・根合〉

  1. ２ 中世の歌学における美的理念の一。心情と言葉とが統一され、華やかさの中に寂しさを漂わす妖艶 (ようえん) な余情美。心あり。→有心体

  1. ３ （狂歌を無心というのに対して）和歌のこと。

  1. ４ 「有心連歌」の略。

  1. ５ 仏語。物にとらわれた心。妄念。⇔無心。

ゆう‐しん〔イウ‐〕【有心】
の解説

⇒うしん（有心）

出典：デジタル大辞泉（小学館）

有心 のカテゴリ情報

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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有心 の前後の言葉

有心 の慣用句・熟語(2)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

有心 の例文(3)

出典：青空文庫

  • ･･･よって「無心のものを有心にしなして造化に魂を入れる事」が可能にな･･･ 寺田寅彦「俳諧の本質的概論」

  • ･･･して容を装うたるに、有心の鏡はその装を写さずして、旧の醜容を反射･･･ 福沢諭吉「学者安心論」

  • ･･･、あるいはこれを評し有心故造の罪にあらず、無心に悪を犯すの愚とい･･･ 福沢諭吉「日本男子論」

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