出典:gooニュース
音無師「やり切った」有終Vならずも晴れやかラストデー JRA通算996勝「調教師人生30年悔いなし」
定年や勇退で4日に厩舎を解散する調教師8人が2日、各競馬場で最後の開催に臨んだ。 東西重賞の2頭など、最終日に5頭を送り出した音無秀孝調教師(70)=栗東。勝利は飾れなかったが、名伯楽の表情は最後まで晴れやかだった。 大阪のコックから19歳で競馬界に飛び込むと、22歳で騎手デビュー。調教師転身後は坂路調教を追究し、幾多の名馬を育てた。
河内師 小倉で決めた有終V!「騎手時代から続いた競馬人生は楽しかった」
2日は定年引退を迎える調教師にとって最後のJRA開催日。河内洋師(70)の管理するアスクドゥポルテ(牡5)が小倉11R「関門橋S」を鼻差で制した。続くラスト重賞に送り込んだ阪神11R「第32回チューリップ賞」のウォーターガーベラは弟弟子・武豊(55)とのタッグで鼻差2着。河内の夢は豊の意地で桜花賞へつないだ。 大きな、大きな鼻差。小倉メイン11Rで河内洋師の思いを背負った西塚
宗像師 愛弟子・丸田と有終Vへ「何より無事にいくといいね」
80年に調教助手になり、93年に厩舎を開業した宗像師は46年間のホースマン人生に幕を下ろす。「僕はいつも通り。どの馬も頑張ってほしい。何より無事にいくといいね」としみじみ語った。 最終週は土日計14鞍。22年高松宮記念(ナランフレグ)でG1初制覇を果たすなど苦楽を共にしてきた愛弟子・丸田とのタッグは6鞍あり「(師弟Vなら)一番いいね」と有終の美を願った。
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