トクサ科の常緑、多年生のシダ。山間の川辺などに生え、高さ0.6〜1メートル。地下茎は横にはう。地上茎は直立し、枝分かれせず、節部に黒い鞘 (さや) 状の葉をもつ。夏、茎の頂に短い楕円状の胞子嚢 (ほうしのう) の穂をつける。茎に多量珪酸 (けいさん) を含むので硬くざらついており、物を磨くのに使用。観賞用にもする。 秋》「谷水を踏まへて刈りし—かな/虚子

謡曲四番目物世阿弥作と伝える。都の僧が、父を尋ねたいという少年松若を連れてその故郷信濃へ下り、木賊を刈っている老いた父を見つける。

出典:青空文庫

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2023年11月