朱印船(しゅいんせん)
の例文・使い方・用例・文例(1)
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・・・を、作者のそのような歴史小説への意図をふくんで読み、三百年の昔朱印船にのって安南へ漕ぎ出した角屋七郎兵衛の生涯が「角屋七郎兵衛よ、お前が」と語り出されている作者の情感の意味も肯けた。徳川の鎖国の方針が七郎兵衛の運命を幾変転させたばかりでなく・・・
宮本百合子
「今日の文学の諸相」
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