[連語]《「き」は動詞「く(来)」の連用形、「し」は過去の助動詞「き」の連体形》
  1. 過ぎ去った時。過去。こしかた。「来し方を懐かしむ」

    1. 「―を思ひ出づるもはかなきを行く末かけて何頼むらむ」〈・総角〉

  1. 通りすぎてきた場所・方向。通過した所。こしかた。→こしかた(来し方)

    1. 「―を見やれば、うみづらに並べて集まりたる屋どもの前に」〈かげろふ・中〉

出典:青空文庫