まつながせきご【松永尺五】
[1592〜1657]江戸初期の儒学者。京都の人。貞徳の子。名は昌三。字 (あざな) は遐年 (かねん) 。藤原惺窩 (ふじわらせいか) の高弟。京都に講習堂を開き、門下から木下順庵・貝原益軒らを出した。著「彝倫 (いりん) 抄」「四書事文実録」など。
まつながていとく【松永貞徳】
[1571〜1654]江戸初期の俳人・歌人・歌学者。京都の人。尺五 (せきご) の父。名は勝熊。別号、長頭丸 (ちょうずまる) ・逍遊軒など。和歌を細川幽斎に、連歌を里村紹巴 (さとむらじょうは) に学ぶ。貞門俳諧の祖。門下から北村季吟らを輩出。歌集「逍遊愚抄」、俳諧式目書「御傘 (ごさん) 」など。
まつながひさひで【松永久秀】
[1510〜1577]戦国時代の武将。初め三好長慶に仕えたが、奈良に多聞城を築いて主家を滅ぼし、将軍足利義輝を殺して東大寺大仏殿を焼いた。織田信長の入京に際して降伏したが、のち背いて敗死。
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