しみ‐かえ・る〔‐かへる〕【染み返る／^×沁み^▽反る】

の解説

［動ラ四］

1. １ 色や香りなどが強くしみ込む。深くそまる。

   1. 「丁字 (ちゃうじ) に黒むまで—・りたる一襲 (かさね) 」〈狭衣・一〉

1. ２ 深く心を打たれる。しみじみとする。

   1. 「—・り給へる御声の山の鳥どもも驚かい給ふべし」〈浜松・三〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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