はしらいし【柱石】
木柱の腐食を防ぐために柱の下に置く石。
はしらえ【柱絵】
1 寺院などの柱に描かれた絵。 2 浮世絵版画、特に錦絵で、横12〜13センチ、縦約70センチの判型のもの。柱に掛けて装飾とする。鳥居清長などが多く描いた。柱隠し。
はしらかくし【柱隠し】
《「はしらがくし」とも》 1 柱に掛けて装飾とするもの。竹・板・陶器・金属などで作り、多くは書画を描く。柱掛け。 2 ⇒柱絵 (はしらえ)
はしらがくれ【柱隠れ】
柱の陰に隠れること。「—にゐ隠れて」〈源・須磨〉
はしらかけ【柱掛(け)】
⇒柱隠し
はしらごよみ【柱暦】
柱や壁などに張ったり掛けたりしておく暦。
はしらサボテン【柱サボテン】
サボテン科植物のうち、茎が柱状や楕円状をしているもの。
はしらたいまつ【柱松明/柱炬火】
1 「柱松 (はしらまつ) 1」に同じ。 2 3月15日、京都市嵯峨の清涼寺釈迦堂で、大きなたいまつを燃して行う涅槃会 (ねはんえ) の行事。御松明 (おたいまつ) 。
はしらだて【柱立て/柱建て】
家屋の建築で、初めて柱を立てること。また、その祝いの儀式。「新しく建増した—のまま、筵 (むしろ) がこいにしたのもあり」〈鏡花・眉かくしの霊〉 「今日吉日の—」〈浄・出世景清〉
はしらどけい【柱時計】
柱や壁に掛けておく時計。掛け時計。