やぎゅうじゅうべえ【柳生十兵衛】
[1607〜1650]江戸前期の剣術家。大和の人。宗矩 (むねのり) の長男。名は三厳 (みつよし) 。徳川家光の信頼があつく、新陰流を究めた。諸国を多く巡歴したために、後世、さまざまな巷説 (こうせつ) を生んだ。
やぎゅうむねのり【柳生宗矩】
[1571〜1646]江戸初期の剣術家。大和の人。宗厳の五男。父とともに徳川家康に仕え、徳川秀忠に新陰流を伝授。徳川家光の信頼があつく、寛永9年(1632)総目付となり、諸大名の監視に当たった。
やぎゅうむねよし【柳生宗厳】
[1527〜1606]安土桃山時代の剣術家。大和の人。号、石舟斎。上泉秀綱に新陰流を学んで大成し、柳生新陰流を創始。徳川家康に兵法を伝授した。
やぎゅうりゅう【柳生流】
剣道の一派。柳生宗厳が創始。江戸の柳生家は徳川将軍の兵法指南役として栄え、また、全国諸藩にも広がりをみせた。柳生新陰流。
やぎゅうしんかげりゅう【柳生新陰流】
⇒柳生流