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辞書
1 センダン科の落葉高木。暖地に自生する。樹皮は松に似て暗褐色。葉は羽状複葉で縁にぎざぎざがあり、互生する。初夏に淡紫色の5弁花を多数つけ、秋に黄色の丸い実を結ぶ。漢方で樹皮を苦楝皮 (くれんぴ) といい駆虫薬にする。おうち。あみのき。《季 花=夏 実=秋》「—の花散る那覇 (なは) に入学す/久女」
2 ビャクダンの別名。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
栴檀は双葉より芳し
白檀 (びゃくだん) は発芽のころから香気を放つ。大成する人は幼少のときからすぐれているというたとえ。
せんだんぐさ【栴檀草】
キク科の一年草。暖地のやや湿った場所に生え、高さ0.5〜1メートル。葉はセンダンに似て羽状に裂ける。秋、黄色い花をつける。種子には逆向きでとげ状の毛があり、衣服などにつく。
せんだんこう【栴檀講】
滋賀県の園城寺で行われる法会の一。子供の健康を祈願するもの。千団子祭。《季 夏》
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出典:青空文庫
・・・毛だの、あるいはまた栴檀庇だのの数寄を凝らした牛車が、のっしりと・・・ 芥川竜之介「竜」
・・・九 楝の花 一夏、脳が悪くて田舎の親類のやっかいになって一月ぐ・・・ 寺田寅彦「花物語」
栴檀の板
剪断
占断
専断
船団
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