根浅ければ則ち末短く本傷るれば則ち枝枯る
《「淮南子 (えなんじ) 」繆称訓から》根元が深くしっかりしていなければ枝葉もよく伸びず、幹が傷んでいると枝葉も枯れる。基礎がしっかりしていないものは伸びがなく、すぐだめになるということ。
根が生える
その場所から動かなくなる。「飲み始めると—・えたように動かない」
根に持つ
いつまでも恨みに思って忘れない。「昔の失言をまだ—・っている」
根も葉もない
少しの根拠もない。でたらめである。「—・いうわさ」
根を下ろす
草木がしっかりと根を生やす。転じて、しっかりと位置を占める。定着する。「漫画文化が若者の間に—・す」
根を絶つ
すっかり取り除く。「汚職の—・つ」
根を生やす
1 その場所に腰を落ち着けて動こうとしない。「玄関口に—・して話し込む」 2 定着する。「仏教思想が—・した国」
根を張る
深く広がって、動かしがたいものになる。ある感情や風習・勢力などが定着する。「政治家への不信感が—・る」「市内全域に—・る組織」
根を深くし蔕を固くす
《「老子」五九章から》根本を堅固にすることのたとえ。