dポイントと交換できるWelcome!スタンプをあつめよう
辞書
《「かがし」とも》
1 竹やわらで作った人形。蓑 (みの) や笠をつけて田畑に立て、人に見せかけて鳥などが作物を荒らすのを防ぐ。もと、鳥獣がその臭気を嫌って近づかぬよう、獣肉や毛髪などを焼いて竹などに付け立てたもの。「かがせるもの」の意で、「かがし(かがせ)」といったところからいう。おどし。かがせ。《季 秋》「倒れたる—の顔の上に天/三鬼」
2 地位・外見ばかりよくて、それ相応の能力のない者。見かけ倒し。
「私は—で来たので、向うの申出を信じて従う他はなかったのであります」〈滝井・無限抱擁〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
かかしあげ【案山子揚(げ)】
長野県地方の稲の収穫祭。陰暦10月10日に田から案山子を引きあげ、外庭・土蔵などの清浄な場所にまつるもの。《季 冬》
出典:青空文庫
・・・、灰塚の森の中で、古案山子を剥いだでしゅ。」「しんびょう、しんびょ・・・ 泉鏡花「貝の穴に河童の居る事」
・・・古蓑が案山子になれば、茶店の骸骨も花守をしていよう。煙は立たぬが、・・・ 泉鏡花「燈明之巻」
・・・んでいたら、いくらか案山子になるだろう。……」「――結構でございま・・・ 泉鏡花「眉かくしの霊」
もっと調べる
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
11位
12位
13位
14位
15位