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1 キリ科の落葉高木。高さ約10メートル。樹皮は灰白色。葉は大形の広卵形で長い柄をもち、対生。5月ごろ、紫色の鐘状の花が円錐状に集まって咲く。実は熟すと殻が裂け、翼をもった種子が出る。材は白く、軽くて狂いが少なく、げた・たんすなどに重用。中国の原産。しろぎり。《季 花=夏 実=秋》
2 紋所の名。桐の花と葉をかたどったもの。五七の桐・五三の桐・唐桐 (からぎり) など。
3 《1の材で作るところから》琴。
4 《2を打ってあるところから》大判・小判などの判金。また、金銭。
「籠を出る鳳皇—の光なり」〈柳多留・七一〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
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