姓氏の一。
さくらだいちろう【桜田一郎】
[1904〜1986]化学者。京都の生まれ。京大教授。ドイツに留学。日本の高分子化学の基礎を築き、ビニロンなどを創製。文化勲章受章。
さくらだじすけ【桜田治助】
[1734〜1806]江戸中期の歌舞伎作者。初世。江戸の人。俳名、左交。上方狂言にも習熟し、警句・しゃれ・風刺に富んだ明るさの中にも翳 (かげ) りのある作風が特徴。4世松本幸四郎らと提携し、江戸歌舞伎に世話狂言を確立した。代表作「御摂勧進帳 (ごひいきかんじんちょう) 」「伊達競阿国戯場 (だてくらべおくにかぶき) 」など。
さくらだつねひさ【桜田常久】
[1897〜1980]小説家。大阪の生まれ。「平賀源内」で芥川賞受賞。他に「探求者」、伝記小説「安藤昌益 (しょうえき) 」「画狂人北斎 (ほくさい) 」など。