きわ・める〔きはめる〕【極める／窮める／究める】

の解説

［動マ下一］［文］きは・む［マ下二］

1. １ （極める）これより先はないというところまで行き着く。「富士山頂を—・める」「頂点を—・める」

1. ２ （極める・窮める）極点に達した状態になる。この上もない程度までそうなる。「ぜいたくを—・める」「困難を—・める」

1. ３ （極める）残るところなく尽くす。「口を—・めてほめる」「理を—・めて言う」

1. ４ （究める・窮める）深く研究して、すっかり明らかにする。「真理を—・める」「道を—・める」

1. ５ 終わらせる。

   1. 「この渚に命をば—・めむ」〈源・明石〉

1. ６ 決める。定める。

   1. 「何 (いづ) れも様、これに—・めさせられまするか」〈虎寛狂・鬮罪人〉

1. ７ 「きわまる」に同じ。

   1. 「数ふるも三冬の後の冬なればいとど寒さの—・めゆくかな」〈新撰六帖・一〉

類語

• 限る(かぎる)
• 絶する(ぜっする)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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