1. 姿・形。ありさま。ようす。

    1. 「日ごろありつる—、くづしかたらひて、とばかりあるに」〈かげろふ・上〉

  1. 方法。やり方。

    1. 「その山見るに、さらに登るべき—なし」〈竹取

  1. 理由事情。わけ。

    1. 「参るまじくは、その—を申せ」〈平家・一〉

  1. (「思う」「言う」などに付いて)会話思考内容。または、その下に引用して続けた会話思考内容

    1. 「車にて児 (ちご) の祖 (おや) に言ふ—『父こそ』と呼べば」〈今昔・二四・一五〉

  1. 名詞の下に付いて複合語をつくる。

    1. ㋐ある物に類似していることを表す。…ふう。…のよう。「刃物—の凶器」「皮革—の素材

    2. 様式方式などの意を表す。「上代—」「唐 (から) —」

  1. 動詞の連用形の下に付いて複合語をつくる。

    1. ㋐ありさま、ようすなどの意を表す。「喜び—」「可愛がり—」

    2. ㋑…する方法、…するやり方などの意を表す。「ほかのし—もある」「しかり—が悪い」

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