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1 ミカン科の常緑小高木。枝にとげをもち、葉は小さい。6月ごろ、白い5弁花を開く。実は小さく、黄熟しても酸味が強く苦みもあり食用にはしない。日本たちばな。《季 実=秋 花=夏》「青き葉の添ふ—の実の割かれ/草城」
2 カラタチバナの別名。
3 生食された柑橘 (かんきつ) 類の総称。
4 紋所の名。タチバナの葉と実とを組み合わせて描いたもの。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
たちばなあけみ【橘曙覧】
[1812〜1868]江戸末期の歌人・国学者。越前の人。姓は井手とも。号、志濃夫廼舎 (しのぶのや) 。田中大秀に国学を学び、「独楽吟 (どくらくぎん) 」など清新で自由な歌風を生んだ。家集「志濃夫廼舎歌集」など。
たちばなえなお【橘枝直】
⇒加藤枝直 (かとうえなお)
たちばなしゅうた【橘周太】
[1865〜1904]陸軍軍人。長崎の生まれ。日露戦争中、大隊長として首山堡の争奪戦で戦死。海軍の広瀬武夫中佐と並んで「軍神橘中佐」と称された。
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