せいじょうかかく【正常価格】
市場価格がそこに落ち着こうとする傾向をもつ中心の価格。自然価格。
せいじょうぶんべん【正常分娩】
自発的な陣痛を経て、胎児及びその付属物の娩出(分娩第1〜3期)・出産後の子宮の収縮(分娩後期)という一連の生理的経過を経て分娩すること。妊娠37週以降42週未満で、帝王切開などの医学的介入を必要とせずに終了した自然分娩のこと。→異常分娩
せいじょうかのへんけん【正常化の偏見】
《normalcy bias》異常な事態に直面していながら、「大したことにはならないに違いない」「自分は大丈夫だろう」と思い込み、危険や脅威を軽視してしまうこと。災害発生時に、避難や初動対応などの遅れの原因となる場合がある。正常性バイアス。
せいじょうせいバイアス【正常性バイアス】
⇒正常化の偏見
せいじょうがんあつりょくないしょう【正常眼圧緑内障】
眼圧が正常値の範囲内でありながら視野の異常などの障害が進行する緑内障。日本人では緑内障の約7割を占める。
せいじょうか【正常化】
[名](スル)ふつうの状態に戻すこと。また、戻ること。「事態が—する」
せいじょうい【正常位】
性交の際、仰向けになった女性に男性がおおいかぶさるような体勢。
せいじょうあつすいとうしょう【正常圧水頭症】
頭蓋内圧の上昇を伴わない水頭症。歩行障害・認知障害・失禁などの症状が現れ、脳室の拡大が認められる。髄液シャント術によって改善する。NPH(normal pressure hydrocephalus)。 [補説]原因が明らかな続発性正常圧水頭症(sNPH)と、原因がはっきりしない特発性正常圧水頭症(iNPH)があり、後者は高齢者に多い。
せいじょうさいけん【正常債権】
金融機関が金融再生法に基づいて分類・開示する債権の区分の一つ。財政状態・経営成績に特に問題がない融資先に対する債権で、要管理債権・危険債権・破産更生債権及びこれらに準ずる債権以外のものをいう。→正常先債権 [補説]国・地方公共団体・被管理金融機関に対する債権、正常先に区分される融資先に対する債権、要注意先に対する債権のうち要管理債権に該当する債権以外のものがこれにあたる。
せいじょうさき【正常先】
金融機関が金融検査マニュアルに基づいて行う債務者の区分の一つ。業況が良好で、財務内容にも特段の問題がないと認められる融資先をいう。