ぶりょくこうげき【武力攻撃】
1 武力による攻撃。 2 わが国に対する外部からの武力攻撃。武力攻撃事態法で定義されている有事に関する概念の一つ。→武力攻撃事態 →武力攻撃予測事態
ぶりょくこうげきじたい【武力攻撃事態】
日本が外部から武力攻撃を受けている状態、または明らかに武力攻撃を受けると予想される状態をいう。 [補説]武力攻撃事態法で定義されている有事に関する概念の一つ。同法では「武力攻撃が発生した事態又は武力攻撃が発生する明白な危険が切迫していると認められるに至った事態」と規定している。→武力攻撃予測事態
ぶりょくこうげきじたいほう【武力攻撃事態法】
《「武力攻撃事態等及び存立危機事態における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律」の略称》武力攻撃事態・武力攻撃予測事態および存立危機事態への対処に関する基本理念、国・地方公共団体等の責務、国民の協力など、基本となる事項を定めた法律。武力事態対処法。武力攻撃事態対処法。事態対処法。 [補説]平成15年(2003)6月「武力攻撃事態等における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律」として制定。平和安全法制の施行に伴い、平成28年(2016)3月改題。
出典:青空文庫
・・・勢力も有り、又多少の武力――と云ってはおかしいが、子分子方、下人・・・ 幸田露伴「雪たたき」
・・・――ただ殺戮、侵略、武力では、国際間の問題は解決しないということ・・・ 宮本百合子「明日の知性」
・・・道総工会の成立大会を武力解散させた軍閥呉佩孚に対して中国労働者が・・・ 宮本百合子「あとがき(『宮本百合子選集』第二巻)」
出典:gooニュース
川内原発 関係機関が警備体制を確認 武力攻撃などに備え 鹿児島
川内原子力発電所が武力攻撃を受けた場合に備えて、九州電力や県警など関係機関の連絡会議が開かれました。
武力攻撃想定下の離島住民の避難について鹿児島県庁で会議 さらなる輸送力確保を検討
外国からの武力攻撃が想定される状況で、離島の住民をどのように避難させるかを検討する会議が鹿児島県庁で開かれました。 調整会議は、某国との外交関係の悪化に伴い、奄美大島から南の地域が攻撃される可能性があるとの想定で、離島の住民をどのように避難させるかを検討するもので、県や自衛隊、警察、そして、フェリーや旅客機の運航会社などが参加しました。
武力紛争が最大のリスク=世界経済フォーラム報告書
2025年の世界経済の最大のリスクとして戦闘やテロを含む武力紛争を挙げ、世界の分断が深まっていることを印象付ける結果となった。学界や企業、政策立案者といった900人以上の専門家を対象に24年9─10月に調査を実施した。武力紛争を最大のリスクとしたのは4人に1人近くに上った。24年の最大リスクとされた異常気象は今回、2番目に深刻なリスクとされた。
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