ぶきたいよほう【武器貸与法】
《Lend-Lease Act》第二次大戦中、連合諸国に対して武器・軍需品を売却・譲渡・貸与する権限を大統領に与えた、米国の法律。1946年適用中止。
ぶきとうせいぞうほう【武器等製造法】
武器・猟銃等の製造・販売その他の取り扱いを規制する法律。昭和28年(1953)制定。
ぶきゆしゅつさんげんそく【武器輸出三原則】
国外への武器の輸出を禁止した日本の政策。平成26年(2014)4月、これに代わって防衛装備移転三原則が策定された。 [補説]共産圏諸国、国連決議で武器等の輸出が禁止された国、および紛争地域への武器の輸出を禁止。その他の地域についても、国際紛争を助長しないために、武器等の輸出を慎むものとした。ただし、米国への武器技術の供与や弾道ミサイル防衛システムの共同開発や、平和貢献・国際協力や日本の安全保障にかかわる案件などについては、例外として認められた。
ぶきしようきじゅん【武器使用基準】
自衛隊がPKOなどに参加する際の武器使用の条件。海外での武力行使を禁じる日本国憲法第九条により、自衛隊には諸外国の軍隊よりも厳しい制約が課せられている。
ぶきさんげんそく【武器三原則】
「武器輸出三原則」の略。
ぶきぎじゅつ【武器技術】
軍隊が戦闘に使用する武器の設計・製造・使用に関する技術。
ぶきぼうえきじょうやく【武器貿易条約】
通常兵器の国際取引を規制するための共通基準を定めた条約。2013年4月に国連総会で採択。ATT(Arms Trade Treaty)。