むしゃだいしょう【武者大将】
戦国時代、戦場で武士を指揮する武家の職名。
むしゃだまり【武者溜まり】
軍勢の集合用に、城門の近くに設けられた広場。
むしゃどころ【武者所】
1 院の御所を警備する武士の詰め所。また、その武士。 2 建武政府が設置した京都の警備機関。新田氏一族を中心に64人の武士で構成。
むしゃにんぎょう【武者人形】
5月の端午 (たんご) の節句に飾る武者姿の人形。兜 (かぶと) 人形。五月人形。《季 夏》
むしゃばしり【武者走り】
1 城壁や城のまわりの土手の内側に設けた通路。また、天守閣の各層の外壁の内側に設けられた通路。 2 軍船の舳 (へさき) から艫 (とも) に通じる板縁。 3 江戸初期の劇場の舞台の橋懸かり。
むしゃぶぎょう【武者奉行】
戦国時代、兵士を統率して軍の指揮をつかさどった役。
むしゃぶり【武者振り】
1 武士が鎧 (よろい) ・兜 (かぶと) をつけた雄々しい姿。 2 武士にふさわしい態度や行動。
むしゃぶるい【武者震い/武者振るい】
[名](スル)戦いや重大な場面に臨んで、興奮のためにからだが震えること。「スタートラインに立って、思わず—する」
むしゃまど【武者窓】
武家屋敷で、表長屋の外壁に設けた、太い縦または横の格子の入った窓。武家窓。
むしゃわらじ【武者草鞋】
⇒ごんず草鞋 (わらじ)