しに‐かえ・る〔‐かへる〕【死に返る】

の解説

［動ラ四］

1. １ 死んで再び生き返る。

   1. 「恋するに死するものにあらませばあが身は千度 (ちたび) —・らまし」〈万・二三九〇〉

1. ２ 疲れきって、死にそうになる。

   1. 「打出の浜に—・りて到りたれば」〈かげろふ・中〉

1. ３ 連用形を副詞的に用いて、死ぬほど強くの意を表す。

   1. 「—・り待つに命ぞ絶えぬべきなかなか何に頼みそめけむ」〈狭衣・二〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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