[名・形動]
1 気持ちがしっかりしていること。また、そのさま。気丈。「いくら気丈夫な人でも病気には勝てない」
2 頼りにするものがあって、心づよいこと。また、そのさま。心丈夫。「君さえいてくれたら気丈夫だ」
出典:青空文庫
・・・をとっているだけでも気丈夫ですわ。」「熱は?」 慎太郎は口を挟みな・・・ 芥川竜之介「お律と子等と 」
・・・まだこの間は気丈夫でありました。町の中ですから両側に家が続いており・・・ 泉鏡花「雪霊記事 」
・・・附添っているように、気丈夫に頼母しかったのであります。もっとも・・・ 泉鏡花「雪霊続記 」