出典:gooニュース
気候変動の被害、2050年までに年38兆ドルか=独研究所
従来の研究では、気候変動は一部の国の経済に恩恵をもたらす可能性があると結論づけられていたが、今回のPIK報告書では、ほぼすべての国に被害をもたらし、最も大きな打撃を受けるのは貧しい発展途上国であることが判明した。ただ、各国政府は排出量を抑制するための歳出が少なすぎるだけでなく、気候変動の影響に適応するための対策費も不足している。
自然保護債務スワップで気候変動対策に1000億ドル調達も=報告
また2021年の経済協力開発機構(OECD)のデータによると、こうした国が受け取った気候変動資金は140億ドル未満にとどまっている。
発展途上国は気候変動対応で債務不履行の恐れ=米大学報告
Libby George[ロンドン 14日 ロイター] - ボストン大学グローバル開発政策センターなどは14日公表した報告書で、発展途上国は今年の利払いを含む対外債務返済額が過去最大の4000億ドルに達すると予想、50カ国近くは向こう5年間にわたり気候変動対応や持続可能な開発に必要や資金を投じれば債務不履行(デフォルト)に陥る恐れがあるとの見方を示した。
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