出典:gooニュース
「伝説のドア」を備えた国鉄気動車がJRから引退した“裏事情”とは? もうすぐ還暦 国内唯一の現役車両
車体外側に備えた「外吊りドア」がユニークな旧国鉄の気動車キハ30。その唯一の乗れる車両が、岡山県で健在です。“還暦”間近となったこの車両が、JR東日本から岡山のローカル鉄道にやってきたのには“裏の事情”がありました。
“ド派手な国鉄形気動車”が大活躍 空港アクセスも担う!
米子~後藤間のみ、後藤総合車両所に電車が出入りする関係で電化されていますが、定期列車は全列車が気動車です。 米子駅の境線のりば(0番線)には、「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪「一反木綿(いったんもめん)」のモニュメントや、鬼太郎のブロンズ像、全国各地の妖怪を紹介する看板などがあり、列車に乗る前から「異世界」の雰囲気を感じることができます。
新たに快速も新設 電車から気動車に切り替え
運転再開にあたっては、電気式気動車のGV-E400系とキハ110系が投入される予定です。架線は順次撤去され、奥羽本線では同区間のみが非電化となります。JR東日本によると、非電化区間にすることで、今後被災した場合でも早期の復旧が可能になるメリットがあるといいます。 運転再開時のダイヤは、新庄~真室川間(キハ110系で運転)1.5往復、新庄~院内間(GV-E400系で運転)7往復。
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