[動ラ五(四)]

  1. 体裁をつくろい、もったいぶったり、とりすましたりする。「人前で—・る」「—・った話し方」「—・らない人柄

  1. (「…をきどる」の形で)そのものになった気で、それらしい振る舞いをする。「秀才を—・る」

  1. それと感づく。けどる。

    1. 「要介がどうか床をいそぐやうすゆゑ、女中—・るこころなり」〈洒・二蒲団〉

  1. 心を配って、用意しておく。

    1. 「ここに一本あるから、肴も少し—・ってくんな」〈伎・四谷怪談

出典:青空文庫

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