1. 物事のようす。自然界のありさま。

    1. 「寺の内 (なか) の―は違ったものだと思ったよ」〈藤村破戒

  1. 何かをしようとする、また、何かが起ころうとする、きざし。けはい。「居座って、帰る気色も見えない」

  1. 表情や態度に現れた心のようす。顔色。「物思う気色」「気色をうかがう」

  1. それとなく示される内意。意向。

    1. 「春宮 (とうぐう) よりも御―あるを」〈・桐壺〉

  1. わずかに感じられるようす。ほんの少し。

    1. 「―にても漏り聞かせ給ふことあらば」〈・若菜下〉

  1. 上位者の受け。おぼえ。

    1. 「御―よきぬし侍りけり」〈著聞集・一六〉

出典:青空文庫