出典:gooニュース
新卒の初任給は今年も上昇へ…「氷河期世代はどうする」の声もあるが、若者の賃上げを推進すべき理由【人材のプロが解説】
そうした中で注目を集めているのが、就職氷河期世代です。この世代は評価制度もさることながら、採用時点で非常に厳しい状況に置かれていました。氷河期世代の賃金テーブルと新卒の待遇についてどのように折り合いをつけるのか、その考察がなされた記事も多く見かけるようになりました。 果たしてこの問題は、共存させてバランスを取ることができるのでしょうか。
氷河期世代の平均年収が、逃げ切り世代より「84万円」少ない上に、税・社会保険料の負担増でさらに「手取り減」の悲劇
10~15年後は、氷河期世代の退職が始まる時期に重なる。上の世代に“逃げ切り”を許し、氷河期世代から退職金増税が始まりかねない理不尽に不満が爆発したのだ。 氷河期世代は上の世代に踏みつけられたという被害者意識が強い。それは単なる個人的な感情論ではない。過去も現在も未来も、他世代と比べると悲惨な世代間格差がついている。
「好景気」を知らなかった〈氷河期世代〉のわたしたち【精神科医が振り返る】
バブル景気なんて本当にあったのか 1975年生まれ、いわゆる就職氷河期世代にあたる私は、好景気というものをよく知らない。 コロナ禍が一段落し、世界的なインフレと人手不足が重なった2024年の日本は好景気とみなされ、実際、日経平均株価はバブル経済の盛期に記録した最高値をついに上回った。
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