こおりや【氷屋】
1 氷を製造・販売する店。また、その人。 2 夏に、氷水などの飲料を売る店。また、その人。氷店 (こおりみせ) 。
こおりなだれ【氷雪崩】
氷河などから落下した氷によって引き起こされる雪崩。氷・雪に岩石が混じることがあり、高速で遠くまで到達する。
こおりのはな【氷の花】
氷の表面にできる花のような模様。また、氷花 (ひょうか) のこと。《季 冬》
こおりえいせい【氷衛星】
大量の氷で表層が覆われた衛星。木星、天王星、海王星などの外惑星の衛星に見られる。氷は、水のほか、アンモニア、メタンが含まれる。なかには氷火山といった特有の現象が観測された衛星もある。
こおりかざん【氷火山】
溶岩ではなく低温の氷などを噴出する地形。水、アンモニア、メタンなどを含む液体と固体が入り混じった物質を噴出し、そのエネルギー源は、近傍の天体が及ぼす潮汐力であると考えられている。地球では見られず、木星、天王星、海王星の衛星や冥王星などの太陽系外縁天体で観測例がある。氷の火山。
こおりちかく【氷地殻】
氷で覆われた惑星や衛星の表層部。木星、天王星、海王星の衛星や冥王星などの太陽系外縁天体の表面に存在し、水、アンモニア、メタンなどが混合した固体からなる。氷と液体の混合物を吹き出す氷火山をもつ天体や、重力の測定などで、氷地殻の下に液体の海が存在すると考えられる天体もある。
こおりちくねつくうちょうシステム【氷蓄熱空調システム】
⇒氷蓄熱システム
こおりちくねつシステム【氷蓄熱システム】
水を氷または湯にして熱を蓄え、それを空調などに利用すること。夏は夜間に氷をつくり、昼間に冷房に用い、冬は夜間にお湯をつくり、昼間に暖房に用いる。夜間は昼間に比べて電気代が安いため、低コストで運用できるほか、電力会社側も昼夜間の電力消費の平準化を図れる利点がある。氷蓄熱空調システム。氷蓄熱式空調システム。
こおりのかざん【氷の火山】
⇒氷火山