けっていけいこう【決定傾向】
心理学で、課題が設けられたとき、目標に向かって無意識に一定の行動をとろうとする傾向。
けっていこう【決定稿】
それ以上あらためる必要のない原稿。完成した原稿。⇔未定稿。
けっていてき【決定的】
[形動]物事がほとんど決まってしまって、動かしがたいさま。「勝利は—だ」
けっていてきしゅんかん【決定的瞬間】
重大な物事が起こる、その瞬間。「—をカメラに収める」
けっていばん【決定版】
1 書物・出版物で、それ以上の修正や増補を必要としない最終的なもの。「漱石全集の—」 2 同一種類のもののうちで、品質・機能などの最もすぐれているもの。「辞書アプリの—」
けっていろん【決定論】
哲学で、一切の事象、特に自由と考えられている人間の意志やそれに基づく行為は、何らかの原因によってあらかじめ全面的に決定されているとする説。必然論。デターミニズム。→偶然論
けっていろんてきカオス【決定論的カオス】
⇒カオス2
けっていだ【決定打】
1 野球などで、試合の勝敗を決める一打。 2 転じて、最後にとどめをさす行為。物事の決着をつける言行。
けっていづける【決定付ける】
[動カ下一]物事に一つの決定を与える。ある決定を下す。「勝利を—・ける1点が入る」「進路を—・けた言葉」
けっていぎ【決定木】
ある対象や課題を分類・予測・判定するための条件分岐のアルゴリズムを図式化した、木構造のグラフ。意思決定や戦略立案のほか、機械学習やデータマイニングの分野で用いられる。ある要素(親ノード)を起点として想定しうる結果を複数の要素(子ノード)の枝分かれで表し、条件分岐を繰り返したもの。デシジョンツリー。