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沐雨櫛風の解説 - 学研 四字熟語辞典

風雨にさらされ、辛苦を味わうこと。世の中の辛苦苦労すること。
注記
「沐雨」は、雨で髪が洗われる。「櫛風」は、風で髪が櫛けずられる。雨に髪の毛を洗われ風で髪の毛がけずられる意から。「雨あめに沐かみあらい風かぜに櫛くしけずる」と読み下す。
出典
『荘子そうじ』天下
用例
愚なる者よ。きみ、人その全部の努力用いて、わが妻子わすれむと、あがき苦しみつつ、一度持たせられし旗の捨てがたくして、沐雨櫛風もくうしっぷう、ただ、ただ上へ、上へとすすまなければならぬ、〈太宰治・HUMAN LOST〉
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2023年12月