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1 オモダカ科の多年草。池沼や水田に生える。葉は鏃 (やじり) 形で、30〜60センチの長い柄をもつ。夏から秋、高さ40〜70センチの花茎を伸ばし、白色の3弁花を輪生する。はなぐわい。《季 夏》「—や芥 (あくた) 流るる朝の雨/紅緑」
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2 紋所の名。オモダカの葉と花を組み合わせたもの。立て沢瀉・抱き沢瀉など。
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3 文様の名。オモダカの葉を文様化したもの。
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4 オモダカの葉の形をした鏃 (やじり) 。
源氏八領の鎧 (よろい) の一。札 (さね) は黒塗り、総萌黄 (そうもえぎ) の糸で
沢瀉威 (おどし) にし、耳糸は白を用いたという。